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vol.02秋の種まき 発芽以降

小さな小さな種から芽が出てきます。
自然の不思議を感じます。
小さな粒に秘められたエネルギーに圧倒されます。
陽の光を求めて芽は伸びます。
これから葉っぱを茂らせ、美しい花を咲かせます。
力強くたくましく、けなげに・・・
無言でこの生命力が私に語りかけます。
生きるとはこういうこと。

ポットに移植

室内に置くためどうしても光不足となり、まもなくヒョロヒョロもやし状態になってしまいます。
 なので、双葉が開いたところでなるべく早くポットに移します。
 遅くとも芽が出て2週間目位までにはこの作業を行います。

草花用の培養土をポットに入れ充分に水を掛け、そこに双葉の苗を植え付けます。
 もやし状態になっているものは茎の部分をほとんど土の中に押し込んでしまいます。

虫よけ、激しい雨よけのために不織布をすっぽりと掛けて軒下に置きます。ナメクジはそれでも中に入ってくるので、ナメクジ忌避剤を周りに置く方が安心です。
 ポットの土が乾かないように不織布の上からジョーロでそっと水をやります。まだ日射しが強かったりする場合は、最初のうちは日陰に置き徐々に慣らしてゆきます。
 ポットに移してから一週間目位から1000倍に薄めた液肥もやります。

苗の生長の様子 〜 ビオラ

  • ポットあげ・・・種蒔き一週間後
  • 種蒔きから二週間後
  • 種蒔きから一ヶ月後
  • 種蒔きから一ヶ月半後
  • 種蒔きから二ヶ月後
  • 冬越し中

定植・冬越し

紫花菜・わすれな草・ニゲラ・セラスチウムなどの耐寒性のあるものは本葉が数枚出てきたら、秋の間に十分根が育つように寒くならないうちに早めに定植します。

(写真は紫花菜)

ビオラやパンジーは地面に定植せずポット植えのまま、あるいはコンテナに寄せ植えして不織布をかけ軒下で冬を越すようにしています。
 定植しても雪に押しつぶされてしまい雪融け後の回復が遅いので、却ってこのようにして越冬した方が三月頃からたくさんの開花を期待できるからです。
 数鉢だけは狭い風除室に飾ります。


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