その他に、翌年にこぼれ種で増えてくれそうなものをセレクトして数種類蒔きます。
取り置きしておいた自家製の種も。
外で越冬しないものは蒔きません。
暖かい地方の方々が手塩に掛けて種から育てたビオラ・パンジーを秋からずっと楽しんでいたり、プリムラ・マラコイデスが春早々と咲いているというのは羨ましい限りで、北国の種蒔きには色々と制約があるのはちょっと口惜しいですが、いたしかたありません。
【1】種の種類
秋の種蒔きの代表選手は、やはり、ビオラやパンジーでしょう。私もビオラ、パンジーあわせて5種類くらい蒔きます。秋の花には期待せず、8月下旬から9月上旬に蒔きます。
せっかく花開いてもすぐに厳しい冬がやってきて、深い雪に押しつぶされ、その雪がとけた後もダメージは大きく春の開花がかえって遅くなってしまうからです。
その他に、翌年にこぼれ種で増えてくれそうなものをセレクトして数種類蒔きます。
取り置きしておいた自家製の種も。
外で越冬しないものは蒔きません。
暖かい地方の方々が手塩に掛けて種から育てたビオラ・パンジーを秋からずっと楽しんでいたり、プリムラ・マラコイデスが春早々と咲いているというのは羨ましい限りで、北国の種蒔きには色々と制約があるのはちょっと口惜しいですが、いたしかたありません。
【2】種まきの方法
ピートバンと容器を準備します。
容器は付属のものやサクランボなどが入っていたものを利用します。
後者の場合は、ピートバンを半分に切って使います。
水をたっぷり溢れるくらい入れて、二十分位そのままに。
途中で水を吸収しきって、乾いているところがあれば再度水を足します。
水を十分吸収したところで、ピートバンの表面を爪楊枝でほぐしていきます。
そっと手で押さえ、盛り上がったところを平らにします。
爪楊枝で縦横に溝を付けます。
ひとつのスペースに1粒から2粒種を蒔きます。
付属容器で60粒くらい、サクランボの容器で30粒くらい蒔きます。
このようにスペースに区切って蒔くと、出てきた芽をポットに移す際に隣同士くっつき合っていることがないので根を傷めることがありません。
また、まだ芽が出ていない種をかき混ぜることがないので、しばらくすると晩生の種から芽が出てきます。
覆土が必要なものは周りのピートバンをそっと爪楊枝でかけてやります。
ピートバンは室内の窓際に置きます。
早いもので三日目位から芽が出てきます。
一週間もするとかなりの発芽をみることが出来ます。
その間、ピートバンが乾いてきたらそっと水を足します。
種蒔きの方法は色々あると思いますが、失敗したり、本で見たり、他の方々のサイトで学んだりして、日中苗の様子を見ていることが出来ない私でも、お天気のことを気にせずに、それでもかなりの発芽率を期待できる無理のない種蒔き方法です。