今から何年前になるでしょうか、花にはほとんど興味もなかった頃です。
「シクラメンのかほり」が流行った頃から数年たっていました。 お花屋さんの店頭にもたくさんシクラメンが並ぶようになり身近な花になりつつありました。
それまで、鉢花なんて買ったことのなかった。>
Yoyoでさえもその気になって、一鉢ミニシクラメンの花を購入しました。
かわいくて、たくさん花を咲かせてほしくって、毎日水をたっぷりあげてはみたものの、期待に反しすぐに花数は減り、そして花は咲かなくなりました。
鉢花ってこんなもん?
すぐに終わり?
なーんだ、なーんだ。
花をつけないシクラメンは寒風が吹き付けるベランダへと追いやられてしまったのです。そしてすぐに、咲かないシクラメンのことなどすっかり忘れてしまいました。
厳しい北国の冬も終わりを告げ、 温かい日ざしが差し込むようになったある日、ベランダに出てふと目についたピンクの花一輪。周りにもつぼみがたくさん上がってきてます。
生き還った!
よく復活したね。
何て強いの。
人の思惑なんて関係なく、花は花自身の力で咲くんだ。
それから少しずつベランダに鉢花が並べられ、部屋の中にもグリーンが飾られるようになりました。
山形県庄内地方の小さな庭から季節の移ろいをお届けしています!!
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